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アメリカ旅行記2007Part12 サイプレスポイントクラブでプレー!ケーシーとの別れ 3月7日
明日の朝にケーシー宅を離れる予定なので、今日がモントレー最終日です。
今日はケーシーの働くサイプレスポントクラブでプレーさせてもらいます。
サイプレスポイントへ出発じゃ!
17マイルドライブの途中で美しい馬を発見!停車して飼い主さんとお話。
とっても賢くてかわいいお馬さんでした!
そしてケーシーとサイプレスポイントでプレー開始!!『もしCypress Point Clubでプレーすることになったら、自分の娘の結婚式よりも優先するべきだ』というぐらいの、世界でも3本の指に入るハイクラスなゴルフ場です。
僕みたいな田舎農家の親友が、アメリカ最高のゴルフ場のボス!
こんな僕がVIPメンバーオンリーの!アメリカNo1の!世界最高峰の!こんな素晴らしいゴルフ場でプレーできることは完全にありえない事です。
農家じゃなかったら、アメリカに挑戦しなかったら、10年前にケーシーと出会わなかったら、クラスで席が隣同士にならなかったら、ここに僕は絶対いません。色々思うと奇跡です。
サイプレスポイントのショップ3代目ボス、ケーシーが紹介されているサイトがありました。
PGAプロゴルファー、ケーシーの美しいスイング!
この歴史あるサイプレスポイントのコースレコードは63です。そしてケーシーがそのコースレコードを昨年マークしました。
僕とケーシーとキャディさんと3人で歩いてプレーします。サイプレスポイントは基本的にカートでプレー禁止です。僕たちの後ろにはプレーヤーはいませんので、リラックスしてプレーできます。
昨日グリーンのメンテナンスをしたばかりなので、まだ砂が残っています。でもそんな事は全然気になりません!
歩道もアスファルトなどは使わずに、自然な感じで作ってあります。
絵になる二人。
トイレも自然な作りです。
11番ティーのトイレの中の有名な絵です!
無駄なものは無く、自然を生かしたな設計です。
そしてコース終盤の14ホールぐらいからは太平洋が見えてきます!
美しすぎるコースを見ながら僕は『全ての日本のゴルフファンの皆さんごめんなさい』と何度も思いました。
15番ホール!
下手っぴな僕も何度かパーをゲットしながら、どうにかプレー。
そして15番も世界有数のホール!!
すぐ横には太平洋が!アザラシが!しかしここで2度のOBを叩いてしまった~。。
そして美しい樹の道を抜けると。。
世界一有名なPar3!
太平洋越えの、サイプレスポイント16番ホール!
あのミスターゴルフのジャックニクラウスも昔のインタビューで『怖いものは、雷とサイプレスポイントの16番とサインペンの先』と答えたこともあるらしい、とてつもないスケールのロングなパー3です。
ケーシーと16番!クーーッ!!絵になるぜー!
そして僕の16番ホールのティーショット!なんとーー!ワンオンしました!!
美しすぎる16番ホールのグリーン。太平洋の潮の香りもして超感動です。ワンオンした僕は、3パットでボギーでした・・・
そして17番ホール!これまたすごいホールじゃ!
どのホールも美しい!!いよいよ終盤へ!
ゴルフ場内には民家もあってゴルフ場と調和しています。
そして最終グリーン!すぐ横はクラブハウスです。
二人ともありがとう!本当に本当に素晴らしすぎる一日でした!超感動!!
この日のスコアです。前半は48だったので100を切れるかと思いましたが、後半崩れました~。ケーシー曰く『全体のスコアを考えてはだめ。一打一打を大切にしないと』全くそのとーりです。救いは何度かパーを取れた事と、二桁叩いたラウンドは無かった事です。とても美しく、リラックスできるコースでした。
ゴルフは自分との戦いで、子供たちにとっても傷つけあうことの無く、内面が鍛えれるとても良いスポーツだとケーシーは言っていました。
そして帰宅ー!モントレーの町はごっつきれいでしょー!
エマとお別れです。本当にかわいい笑顔をありがとう!
マシュー!大きくなったら日本へ来てね!I’m really waiting for you !!
ネット。ケーシーがあなたのような素晴らしい奥さんと結婚できて、僕は本当に安心しました。
ケーシーが明日の僕たちが通るハイウェイ1の説明をしてくれました。彼は明日の朝早いので、今お別れしないといけません。男二人で、涙涙のお別れをしました。
彼と出会ってから10年。彼はとても地位の高い人間になりましたが、その謙虚さは全く変わらず、自分におごり高ぶる事は全くありません。
全ての人に優しく、どんなに自分が辛い事があってもそれを表に出さず、いつも笑顔で接してくれます。
ケーシーほどの素晴らしい人間に僕は出会った事がありません。彼に会う度にそう思います。
僕だけじゃ無く、彼の周りもこう言います。『He is the best』
僕たちも昔は普通の学生でした。でもケーシーも僕も多くの困難に挑戦した結果、人の為に生きてきた結果ここにいます。
世の中には偶然ってのはあんまり無いかもしれません。殆どが必然かもしれません。
どんな苦難も周りに見せず、いつも穏やかで謙虚。
彼の生き方を見ていると『色々と辛い事があっても、本当に素晴らしい人間には、本当に素晴らしい人生が待っている』そう思わされます。
10年前と全く変わらない彼の人間性に感動しました。彼のように素晴らしい人に出会え、本当に僕は幸せです。そしてまたいつか再会できる事を祈っています。
今度はケーシーが日本に来る番やで!!
明日はモントレーを出発して、僕が大学生活を過ごした、サンルイスオビスポへ移動です!